趣意書
我が国において、これまで児童・生徒の図画工作を対象とした公募コンクールは数多くおこなわれてきた。その多くが子どもの健全な育成に寄与してきたことは明らかである。
公募コンクールの実施主体や実施目的は多様であるが、常にその基底に図工美術教科特性と意義を踏まえ、児童・生徒の造形的で自由な表現を保障し、豊かな情操を養う姿勢がなければならない。同時に、審査およびその評価も、図工美術の表現活動による子どもの健全な育成を前提とするものでなければならない。
児童美術審査研究会の設立の目的は、児童・生徒が参加する図画や工作の公募コンクールが、適切な目的を有し、美術教育の観点から適正な審査、および運営がなされる方途を研究し、実践することを目的として組織された。また、研究会会員相互の緊密なコミュニケーションつくり上げると共に、日本の美術教育における若いリーダーを育成することを目指している。
規 約
| 第1条 | 本研究会は児童美術審査研究会と称する。 |
| 第2条 | 本研究会は、全国の児童・生徒の図画工作、美術のコンクールにおける審査の在り方、運営の在り方などについて研究を行うものである。 |
| 第3条 | 本研究会は、前条の目的を遂行するため次の事業を行なう。
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| 第4条 | 本研究会は、造形美術教育研究者(図工・美術担当教員、大学教員、学芸員等)から推薦によって選ばれた者で組織する。 |
| 第5条 | 特に高い見識と能力を有する研究者は退職後であっても選ばれることがある。 |
| 第6条 | 本研究会に下記の役員をおく。 会長1名、副会長2、3名、運営委員 若干名、顧問1名、事務局長1名 |
| 第7条 | 役員は研究会の互選によって決定し、任期は2年とする。ただし再任は妨げない。 |
| 第8条 | 本研究会は、年1回開催し、会長が招集する。ただし必要に応じて臨時に開催することもある。 |
| 第9条 | この規約は平成26年4月1日から発効する。 |
改訂 平成28年2月8日
役員
| 会長 | 冨安 敬二(立教大学 名誉教授) |
|---|---|
| 副会長 | 渡辺 邦夫(横浜国立大学 教授) |
| 副会長 | 高須賀 昌志(埼玉大学 教授) |
| 副会長 | 三澤 一実(武蔵野美術大学 教授) |
| 事務局長 | 城井 光広(駿河台大学 教授) |
| 顧問 | 樫永 卓三(星槎大学 教授) |
会員は、国立私立大学教員、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県の美術担当教諭(元教諭も含む)会員数2016年2月3日現在、53名
会長プロフィール
- 冨安 敬二
- 東京芸術大学 美術学部 工芸科(デザイン専攻) 卒業
- 東京芸術大学大学院 美術研究科 視覚デザイン専攻 修士課程 修了
- 山梨大学助教授、立教大学助教授、立教大学教授を経て現在、立教大学 名誉教授
- 他に、東京芸術大学、山梨医科大学(現在の山梨大学医学部)、東京家政大学、埼玉大学などの非常勤講師歴あり
- 美術教育研究家、造形作家、デザイナー、公益法人理想教育財団理事、ベネッセコーポレーション
- こどもちゃれんじ総合造形監修
- 集英社のロゴマーク、ベネッセコーポレーションの玩具デザイン、バロック音楽のポスターデザインなど多数制作、海外でも作品発表している、美術教育に関する論文、著書多数
関わったコンクール審査(中央審査、最終審査のみ掲載)
世界こども図画コンテスト(社団法人家の光協会主催)、こども絵画コンクール(住友生命保険相互会社主催)、世界児童画展(財団法人美育文化協会主催)、手紙作文コンクール(日本郵便事業株式会社主催)、私のアイデア貯金箱コンクール(ゆうちょ銀行主催)、全国児童生徒木工工作コンクール(日本木材青壮年団体連合会主催)、読書感想画中央コンクール((社)全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催)、未来の科学の夢絵画展((社)発明協会主催)、全日本年賀状大賞コンクール(日本郵便事業株式会社主催)、プリントコミュニケーションひろば(公益法人理想教育財団主催)、伝統的工芸品コンクール(経済産業省主催)、原子力の日ポスターコンクール(文部科学省・経済産業省主催)、こどもちゃれんじコンクール(ベネッセコーポレーション主催)など
最終審査のみで現在まで105~110回
